きょおは昼から出勤
いつも朝はフロアまで階段で上がるけど きょおはエレベーター乗った
途中の階で客が降り 同期と2人になた
あたしのフロアの一つ下にいる もう今は課長さん しんどいポジションだ
どちらからともなく顔を見合わせ少し微笑んで やぱ疲れた顔してた
向こうが先に口を開いた 『いやぁ しんどいなぁ ほんま…』
特に仲がいいてわけではないけど やぱわかる
一緒に新入社員の指導者研修受けたりしたてだけの そういう節目のわずかなつながりだけど
ほんまにつらいの一人でガマンしてるの 痛いほどわかるから
あたしたちの歳になてくると助け合える同期が近くにいなくなる
みんなバラバラ
間違てもかいちゃで近いからて他人にスキなどみせては命取りだし
特にメンズは
だからせめて 同期のあたしだけでも 気持ちわかるよて伝えたかった だから
彼が降り際に
『p(∩∩) がんばろ』 てエール送った
そしたら 少し恥ずかしそに
『いやぁ なんか癒されたわぁ〜』て微笑んで降りてた
思わず あたしが『ありがとう』て言てもた
だて 嬉しかた ほんまに
こんなあたしが 誰かを少しでも癒せるなんて 思わなかたから
嬉しかた